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■スパの歴史

紀元前ローマ時代

スパ(spa)の歴史は古く、紀元前ローマ時代までさかのぼります。ローマ帝国時代に戦いによる戦士達の傷や病気などを癒すため、治療に効果的な温泉入浴が急速に増え、各地にスパが造られました.。

紀元前25年にはローマで初めての公衆浴場(アグリッパ浴場)が造られました。その後、3世紀から4世紀頃、1600人も収容できるカラカラ浴場や、3000人も収容できるディオクレティアヌス浴場など大規模な施設が建設されました。当時は、ただの浴場というより、近代のスパ(spa)の原型となる、娯楽性の高いレジャー施設で、運動室、サウナ、冷浴室、温浴室、プール、マッサージなどの設備があり、このような浴場が社交の場だったといわれています。

18世紀、高級保養地として発展

17世紀になると温泉の治癒力が医学的に裏付けられ、18世紀頃には王侯貴族の高級保養地として発展し、何週間もとどまって保養・温泉三昧。夜はカジノや劇場でオペラやコンサートを楽しむといったスタイルになりました。

20世紀、美と健康の総合施設へ

医療目的が強い要素であったスパ(spa)も、20世紀にアメリカでデイスパ、ディストネーション(目的型)スパ、フィットネススパ、メディカルスパなどの言葉が誕生し、ストレスケア、ビューティーケア、ヨガなどの美容や健康増進のための施設名称として使われています。

日本の温泉の歴史

日本では、古墳時代「風土記」「日本書紀」「古事記」に道後温泉(愛媛県)白浜温泉(和歌山県)、有馬温泉(兵庫県)の記録があり、「日本三古湯」と呼ばれています。また「出雲国風土記」にも玉造温泉(島根県)の記録があり、古い歴史を持っています。

奈良時代になると、仏教伝来による影響で、僧侶による寺院での施浴や温泉開発が行われるようになり、平安・鎌倉時代では、貴族僧侶達の遊興や病気を治す目的で温泉を利用した湯治が行われたり、僧侶の布教活動の一翼として温泉指導が行われていました。主に、上流階級、武将が利用していた温泉も、江戸時代には一般庶民が利用するようになり、銭湯という共同浴場ができました。




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